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ハッピーママフェスタ

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こどもの肥満は夏休みに増える!
ジュースの与えすぎに要注意

第6回ハピママで初開催となった「ハピママおやこ保健室」では、多くのご家族に参加いただきありがとうございました。そこで実施した「こども健康・栄養調査」の結果を基に、東海エリアのお子さんの健やかな成長を支えるべく、ママに知っていただきたいテーマがいくつかあります。

一つ目が、本格的な夏を迎える前に把握しておきたい、子どもの水分(及びジュース)の適正摂取量。具体的には、子どもの月齢/年齢別の必要水分量です。子どもは低年齢であるほど必要な水分量が増えます。保育園では先生が約1時間おきにこまめに水分を与えてくれますが、夏休み中は親の管理下にあるため、脱水症状のリスクが高まります。

また、子どもの肥満は夏休みに増えるという調査報告があります。暑さで室内遊びが増える状況で、ジュースやアイス、お菓子を与えすぎてしまう親御さんが多いようです。今回の調査でお子さんのカウプ指数※をみたところ、36%が「やや太り気味」と「太り気味」に該当していました。3歳児検診の時点で肥満だと、その後の肥満リスクが高まってしまいます。肥満の子では、ジュースの摂取量が多い傾向にありました。

汗をかく量が増えるこれからの季節、いつも以上のこまめな水分摂取が大切になりますが、ジュースとアイスはどちらかにする、大人と同じ量は与えないなど、将来の生活習慣病予防と思い、ぜひ管理をしてあげてください。

※乳幼児の栄養状態や体格(身長と体重のバランス/肥満かやせているかなど)をみるときの参考にする指数。

細川モモ
ライター
細川モモ
  • 一般社団法人ラブテリ代表理事、予防医療・栄養コンサルタント、母子健康コーディネーター
  • 両親のがん闘病をきっかけに「予防医療」の道を志し、2009年に専門家による母子健康向上を目的としたプロフェッショナルチーム「ラブテリトーキョー&ニューヨーク」を東京とNYで発足。母子健康にまつわる研究から啓発・環境整備までを一貫して行う数少ない組織として、働く女性に向けた「まるのうち保健室」や、妊娠中~産後のお母さん、子どもの発育発達のための「おやこ保健室」を開催。
  • 一児の母。
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