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ハッピーママフェスタ

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「ママが“働く”」現状とは / 3人のママにインタビュー
CASE1:子育てが一段落→「働く」という選択

はじめに
2019年2月・第7回となる「HAPPY MAMA FESTA」では、「ママの“働く”を応援」をメインテーマに掲げ、ママたちの社会復帰・仕事復帰そして現在働いているママの「環境」を応援することに注力したいと考えます。

「女性の活躍」が叫ばれる昨今、結婚や出産を機に「仕事をやめる」という選択は以前より減ったものの、やはり「子育て=女性の役割」という意識に大きな変化はなく、また、たとえ家族の応援があったとしても身体的・精神的には「子育て」で「ママ」が担う役割は大きいものです。

産休・育休という制度を利用し職場復帰するママ、
子育てが一段落して社会復帰したいと考えるママ、
またすでに「家事・育児」と「仕事」を両立しているママ、
それぞれの立場でまだまだサポートが足りず、ママたち「個人」が大変な思いをしている現状があります。

そして、「働くママを応援する職業」にある人(例えば…保育士・幼稚園教諭・看護師・学童指導員・シッター等々)もまた「女性」「ママ」であることが多く、一言で「ママの“働く”を応援」と言っても、そこに纏わる問題は多岐に渡ると考えます。

「ママが“働く”」ためには、どんな応援が必要か?
このコラムを通じ、そしてハピママ会場でもこのテーマについてママたちとともに考えていきたいと思います。

Q1:仕事探しをしようと思ったきっかけはなんですか?

昨年度、娘が小学校入学と同時に、お世話になった方から仕事のお誘いをいただき、パートで1年間働いていました。 継続して今年度も勤務予定だったのですが、夫の転勤により名古屋から東京へ転居することに。

新天地でも「社会に必要とされたい。役に立ちたい。」気持ちがありましたので、娘(小学2年生)の転入先での生活が落ち着いたら仕事をしようと考えていました。

転入1ヶ月が経ち娘も学校に慣れてきたので、5月から仕事先を探し始めました。なかなか貯蓄できていなかったので、なんとか捻出したい気持ちも大きかったです。

Q2:どんな就職活動をしましたか?

現在45歳ですが、事務職に就きたくて…娘が小学校低学年ということもあり、時短・週3~4日勤務可の企業に応募しました。が、なかなか採用とはならず…

直接雇用の事務にこだわらず、派遣会社に登録したり、飲食系などやってみたい仕事の面接に行ったりしました。

最初は「1社受けて不採用」を繰り返したので、ダメ元で数社まとめてエントリーしたところ、思いがけず全て採用となりました。どの会社・店舗もいいと思って応募したわけなのですが、勤務できるのは当然1社。…大変失礼なことをしたと反省しています。

現在は、第一希望の講師の仕事(派遣)を選び、時短・週3・扶養内勤務で働いています。

Q3:「ママ」が仕事探しをする時、大切なこととは?

ママが働くうえで、子どもが熱を出したり等で急に休まざるを得なくなった時のフォロー体制が整っているか?といったことが問題になると思いますが、昨今の傾向としては柔軟な対応をしてくださる企業・店舗が増えていると感じます。

また飲食系は、学歴・経歴は問わず、履歴書提出もないことが多いです。研修もしっかりあり、店舗で即応対ができるよう教育もされるので安心だと思います。

仕事を探すうえでは、職種にこだわらないことも大切だと思いました。そうすると、子育て期間のブランクはさほど問題ではないのだと気付かされます。

次回は、CASE2をご紹介します。


※インタビュー内容は、ハピママ公式フリーマガジン「ハッピーマママガジン」秋号にも掲載中です。

浅井裕子

インタビュー対象者
浅井裕子さん(45歳)

  • 長女=小学2年生・7歳
  • 7月より講師業で週3日の時短勤務(扶養内)